ApacheをLinux環境へインストール

apache001

概要

WebサーバソフトウェアのApacheをLinux環境へインストールします。

Apacheインストール

Apacheとは?

世界で最も有名な”Webサーバソフトウェア“の一つです。

WebサーバソフトウェアはクライアントからHTTPリクエストを受け付ける。

リクエストに応じてPHPなどのスクリプト言語を実行処理して実行結果をクライアントへ応答する。

HTTP

HyperText Transfer Protocol“の略称でメッセージデータをクライアントとサーバで送受信する為の通信プロトコル(手順、規約)です。

ソフトウェアパッケージの確認 “httpd“

apacheのパッケージを確認します。

sudo dnf module list httpd

ソフトウェアパッケージのインストール

デフォルトのv2.4をインストールします。

sudo dnf -y install httpd

インストール後の確認

httpd -v

Apache起動

Apacheの起動には”systemctl”コマンドを使用します。

systemctl

systemd(システム管理デーモン)を操作するコマンド。
サービスの起動、停止、状態確認を実行する。

systemctl コマンド {ユニット名}.service
コマンド処理
status状態確認systemctl status httpd
startサービス開始systemctl start httpd
restartサービス再起動systemctl restart httpd
stopサービス終了systemctl stop httpd
enableサービス自動起動systemctl enable httpd
disableサービス自動起動停止systemctl disable httpd

サービス自動起動のコマンドを実行します。

sudo systemctl enable --now httpd

状態を確認します。

systemctl status httpd

firewallの設定を変更

外部からのhttpsリクエストを受け付けるポートを開放する。

sudo firewall-cmd --zone=public --add-service=http --permanent

firewallを再起動

sudo firewall-cmd --reload

firewallの確認

sudo systemctl status firewalld

Webサーバへアクセス

ホストOSのウェブブラウザー(Edge,chrome)などからWebサーバへアクセスする。

http://{WebサーバIP}:80/

WebサーバのIPが”192.168.0.100″の場合は以下となる。

http://192.168.0.100:80/

無事にApacheがインストールされました。

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