プログラミング環境を作る Windows編 02 Linuxインストール

Environment02

概要

仮想プラットフォームへLinuxOSをインストールする。

目的

赤文字が本編内容
  1. 仮想環境をインストール
  2. 仮想OSをインストール
  3. ローカルアドレスを静的化

使用するもの

赤文字が本編内容
  1. Windowsマシーン
  2. Linuxディストリビューション
  3. 仮想プラットフォーム

2.仮想OSをインストール

仮想環境が無事にインストール出来たら次に仮想OSをインストールしましょう。

インストールする仮想OSはLinuxとなります。

無償のLinuxディストリビューションは主に3種類あります。

系統主なOS特徴
RedHatCentOS
Rocky
CentOS Stream
RedHat社が開発するRed Hat Enterprise Linux(通称RHEL)と互換性が有る。
RockyはCentOS開発が中止されたことにより、立ち上げられたプロジェクト。
企業向け
Debian Debian
Ubuntu
Debianは世界中の有志によって開発されている。
UbuntuはDebian GNU/Linuxをベースに開発しておりWindowsに近いUIとなる。
大人気
SlackwareSlackware長い歴史も持つLinuxディストリビューション。
シンプルが故に設定は初心者には難しい

ディストリビューションとは”カーネル(中核)”とソフトウェアーを合わせて配布するものです。

それぞれの特徴はありますが、今回はRedHat系の”Rocky“を使用してみたいと思います。

  • Rockyダウンロード

Rockyダウンロード“よりインストール用のイメージファイルをダウンロードします。

  • Rockyインストール

VirtualBoxを起動して”新規”クリック

名前” “マシンフォルダー” は任意です。”タイプ“は”Linux“で”バージョン”は”Red Hat(64-bit)“を選択

メモリーサイズ“は適当でよいです。後で変更できます。

仮想ディスク“を作成します。

以下の画面になったら”設定“をクリック

システム“の”フロッピー“チェックを外す

プロセッサー“タブクリックして”プロセッサー数“を”2“(PCのコア数と相談して)にする

ストレージ > 空 > ディスクのマーク > ディスクファイルを選択“をクリック

ダウンロードしたRockyイメージを選択

ネットワーク“の割り当てを”ブリッジアダプター“に変更して”OK“をクリック

起動“をクリック

“Install Rocky Linux 8″を選択(白い文字になるように上下キーを押してEnter)

インストールが終わったら”日本語”を選択(抜けるときはキーボード右の”Ctrl”キーを押す”

ソフトウェアの選択“をクリックして最小限のインストールを選択

時刻と日付”と”rootパスワード“を変更

インストール先“をクリックしてローカル標準ディスクへチェックが入ってるか確認

ネットワークとホスト名“を選択してオンにする

ユーザーの作成“で”このユーザーを管理者にする“へチェック

インストールの開始“をクリック(うまく表示されない場合は右のバーを下へずらす)

インストールが開始される

インストールが終わったら”仮想マシン > 設定“をクリック

ストレージ > Rocky-8.4-x86_64-minimal.iso > 仮想ドライブからディスクを除去“を選択

Rocky-8.4-x86_64-minimal.iso“が”“になる事

システムの再起動“をクリック

再起動後に”Rocky Linux“を選択

先ほど作成したユーザーとパスワードでログインできます。

終了コマンドは以下です。

shutdown -h now

終わり

次回はローカルアドレスを静的化してみましょう。

お疲れ様でした。

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