codese.net を作り直した — サイトの主題を開発に絞った

公開: 2026-08-29
開発日記Claude CodeNext.jsデザイン

codese.net を作り直しました。見た目だけでなく、何を書くサイトなのかから変えています。

何が問題だったか

このサイトには、確定申告の解説、有価証券報告書の読み方、個人開発の記録が 同じ場所に並んでいました。書いた本人としてはどれも自分のやっていることなのですが、 はじめて来た人にとっては「何のサイトなのか」が分かりません。

税金と投資の記事は、書くのに時間がかかるわりに、 自分が一次情報を持っている話ではありませんでした。 制度の説明は公的な資料を読めば書けてしまうので、 私が書く意味がどこにあるのかを説明できない。

一方で、AIエージェントと一緒にツールを作っている話は、 毎日やっていて、詰まったところも失敗も手元にあります。 書けることと書きたいことが一致しているのはこちらでした。

そこで、税金と投資の記事は新しく書くのをやめて、 サイトの主題をAI駆動開発に寄せることにしました。

構成

3つの柱にしています。

中身
WIKIAIエージェントを使っていて分かったことを、体系立てて置く場所
開発日記何を作ったか、どこで詰まったか。時系列
作ったもの実際に動いているツールの一覧
WIKILOGSPRODUCTS体系立てて置く時系列で流す実際に動くもの更新して育てるその日の記録公開中の3つ作った経緯はWIKIと日記に戻るプロダクトへのリンクは、必ず開発の記録とセットで置く。
3つの柱の関係。どれか1つだけでは成立しないように相互に張る。

WIKIは更新して育てるもの、開発日記は流れていくもの、という違いがあります。 トップページでは左にWIKI、右に開発日記を置いて、両方が同時に目に入るようにしました。

最初は「作ったもの」を一番上に置いていたのですが、下げました。 ページを開いた瞬間にツールのカードだけが並ぶと、リンク集に見えます。 先に読み物があって、その流れでツールを見せるほうが順番として自然でした。

デザインは /design で決めた

Claude Code に入った /design というスキルを使いました。 ターミナルから指示を出すと、ブラウザで見比べられる形でデザイン案が返ってきます。

やり方はこうです。

  1. 骨格(セクションの順番)を先に決める
  2. 骨格は固定したまま、見た目だけ違う案を3つ出させる
  3. 選ぶか、ダメ出しして作り直させる

最初に出てきた3案は、構成はよかったのですが見た目が好みではありませんでした。 「ダサい」とだけ伝えたら、太い枠と影を使う方向をやめて、 罫線と余白だけで階層を作る方向に振り直してきました。そちらを採用しています。

見出しの文言は、ページ全体の中で比べても決められなかったので、 見出しだけを7案縦に並べたアートボードを別に作らせました。 決めたい要素だけ取り出して並べると急に選びやすくなります。

詳しい使い方は WIKI の /design でUIを作る に書きました。

実装で踏んだ穴

Next.js を静的書き出し(output: export)にしているのですが、 記事が0本の動的ルートはビルドできません。

Error: Page "/wiki/[slug]" is missing "generateStaticParams()"
so it cannot be used with "output: export" config.

generateStaticParams() は書いてあるのに、返り値が空配列だと 「無い」と同じ扱いになります。WIKIを作った直後に踏みました。

もうひとつ、frontmatter の日付をクォートし忘れると YAMLが Date オブジェクトとして読み込んでしまい、 そのまま描画してReactが落ちます。

Error: Objects are not valid as a React child (found: [object Date])

読み込む側で文字列に寄せる処理を入れて、テストも足しました。 書く側が毎回クォートを覚えているのは無理があるので、受け取る側で吸収する方針です。

このあたりは デザインを実装に落とす にまとめています。

これから

WIKIはまだ2本しかありません。エージェントに指示を出していて 「これは次からこう書こう」と思ったことが毎日出てくるので、そこから足していきます。

作りたいツールも溜まっています。会計や財務のような硬いものだけでなく、 ラーメン屋のランキングとか、犬と入れる店を探すものとか、 自分の生活のためだけのものを作りたい。

そういうものを作った記録を置く場所として、このサイトを使っていきます。